記憶に残る代打(2024年夏)

2024年

大社 安松大希

大会11日目第4試合

早稲田実

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2
1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 3

大社

 

早稲田実  中村→川上

大社    馬庭

試合前予想

左腕エース・馬庭の好投と相手の隙を逃さない速攻で、選抜準優勝校の報徳学園、常連校の創成館と立て続けに下してきた大社。旋風を巻き起こしつつある山陰の古豪に対し、3回戦で立ちはだかったのは西東京の名門・早稲田実であった。

初戦は2番宇野(ソフトバンク)の活躍で、鳴門渦潮に打ち勝つと、2回戦では2年生エース中村が覚醒。左腕からのキレのあるボールで鶴岡東打線を抑え込み、延長10回裏には自らサヨナラ打を放って、勝利を手にした。また、同校は西日本の高校に対して無類の強さを誇っており、夏の甲子園では1982年のあの池田戦を最後に負けなし。現在9連勝中の抜群の相性を見せていた。

展開

試合は、大社が1回戦に続いて初回に先制点を奪うが、早実打線も終盤に本領を発揮。7回表には相手守備のミスにも乗じて逆転に成功する。しかし、9回裏、今度は大社が相手守備の乱れに乗じて同点に追いつくと、なおサヨナラのチャンスの場面で早実はなんと内野5人シフトを採用。これがまんまとはまって、ホーム封殺のダブルプレーを奪い、両者譲らずに試合は延長タイブレークへ突入した。

タイブレークに入ってからも白熱した攻防は続き、10回表裏はいずれも両チームの内野手がブルドッグ守備で3塁封殺を奪う展開に。お互いに譲らない試合は、延長11回表を大社のエース馬庭が無失点で片づけ、いよいよ運命の11回裏へ突入していった。

そして、代打へ

11回裏の攻撃前、ベンチでは石飛監督が代打で行きたい選手がいるかリクエストを取った。ここで、2年生の控え捕手・安松が挙手。徹底してバントを磨いてきた男は、無死1,2塁から3塁線へセーフティバントを見せる。3塁線ぎりぎりを転がった打球は、見た瞬間に1塁でのアウトをあきらめるほどの絶妙な転がり具合を見せ、無死満塁にチャンスを拡大!地鳴りのような大歓声を巻き起こし、この時点で勝負あった。続く7番馬庭が自ら試合を決めるタイムリーを放ち、サヨナラでゲームセット。大社が神の国から招いた快進撃で、見事8強入りを決めることとなった。

関東一 vs 京都国際 【夏の甲子園 決勝 全打席ハイライト】 決勝戦にふさわしいタイブレークまでもつれる白熱の超好ゲーム!ついに日本一が決まる! 2024.8.23 阪神甲子園球場 교토국제

 

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