石原 彪(京都翔英)
【甲子園戦績】
3年夏 ●1-9 樟南
京都翔英を初めての夏の甲子園に導いた「京都のドカベン」。強肩とパワーのある打撃で投打にわたってチームを引っ張った。
169㎝で87㎏とあんこ型の体型で体全体に力を秘める。これも同校の食トレによって育まれたものだろう。そして、この体系にも関わら50メートル6.0秒の俊足であり。守りのフットワークもよい。
今年の京都は龍谷大平安がタレント集団であり、力のある打者が揃っていたが、この打線を春季大会で1点に抑えたのが、京都翔英の守りだった。石原は2塁まで1.8秒を切る強肩で相手の盗塁を刺した。放たれた送球はほぼ直線で2塁まで到達し、足に自信のない選手は見ただけで走る意欲をなくしてしまうだろう。インサイドワークも素晴らしく左右のエースの持ち味をよく引き出していた。
打力も素晴らしく、京都大会では5割近い打率を残し、高校通算42本目となる逆転サヨナラスリーランを放った。甲子園でも樟南の好左腕・浜屋から2本の2塁打。凡退した打席も芯でとらえており、スイングスピードが速く力強いプルヒッティングを見せた。
中学から日本代表でプレーした逸材。日本を代表する捕手となってほしい。
選手のその後
楽天イーグルスからドラフト8位指名。
入ってしまえば順位なんか関係ないですから
プルヒッターとしてスタンドに放り込む姿がみたいですね。
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