【甲子園戦績】
3年春
〇14-2 伊万里
〇5-1 明秀日立
〇19-0 花巻東
〇3-2 三重
〇5-2 智辯和歌山
3年夏
〇3-1 作新学院
〇10-4 沖学園
〇3-1 高岡商
〇11-2 浦和学院
〇5-2 済美
〇13-2 金足農
2018年に2度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭の扇の要。和歌山県の出身であり、智辯和歌山の高嶋監督が「うちに来てくれれば…」と勧誘したが、常勝軍団・大阪桐蔭の門を叩いた。強肩と巧みなリードで投手陣を牽引し、根尾(中日)・柿木(日本ハム)・横川(巨人)と豪華投手陣を引っ張ったインサイドワークも相手の進塁意欲を阻む強肩で大阪桐蔭のディフェンス面を支えた。
また、打撃では強力打線であるがゆえに下位打線を務めることが多かったが、春夏の甲子園でも最も苦戦を強いられた選抜準決勝の三重戦では、9回に西谷監督のエンドランにこたえる形で見事な同点打を放った。三重のエース定本の投球に非常に苦しんでいただけに価値ある一打であった。
社会人に進んでからも自慢の鉄砲肩で存在感を示しており、上の世界でも十分トップレベルに入るだろう。打撃とリードが成長して通用すれば、絶対的なレギュラーの不足している昨今のプロ野球でポジションをつかむことは可能なはずだ。2年先にプロ入りした黄金世代の同級生に追いついて活躍することができるか、今から楽しみである。
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