【甲子園戦績】
2年春
〇8-5 松山聖稜
●3-4 星稜
2年夏
〇7-3 智辯和歌山
〇4-3 前橋育英
〇9-4 常葉菊川
●2-3 金足農
3年夏
●1-6 東海大相模
2年生時から甲子園を沸かせた実力派左腕がプロの切符をつかみ取った。キレのある速球もさることながら、やはり伝家の宝刀チェンジアップの威力が凄まじかった。タイミングを外すボールとして使われることが多いが、林のボールは落差も大きく、仮にチェンジアップを狙っていてもとらえることは難しかっただろう。体格のハンデがありながらも、全国の強打者を圧倒する様は全国の小柄な球児に勇気を与えた。
高卒後は、同級生の住谷とともに社会人の西濃運輸へ。体格、スタミナも含めてパワーアップに成功し、ストレートの最速も147キロまで増した。楽天は田中・岸・則本・涌井と先発投手陣の高齢化が進んでおり、左の先発陣も不足している。林が早川らとともに楽天の未来の左腕投手陣を牽引していけるか、今から楽しみに待ちたいと思う。
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