大会No.1投手(2000年夏) 坂元弥太郎(浦和学院)

2000年

2000年夏の甲子園を沸かせた好投手と言えば、この人だろう。柳川の香月(近鉄)も好投手だったが、残したインパクトでは坂元(ヤクルト)の右に出る者はいない。埼玉県大会決勝では春日部共栄の中里(中日)との埼玉県の球史に残る投げ合いを演じた末、延長10回サヨナラ勝ちで甲子園切符をゲット。6年ぶりの夏の出場となった。

甲子園初戦の八幡商戦では当時の大会タイ記録の19奪三振をマークし、2回戦の柳川戦でも2試合連続の毎回、全員奪三振を奪った。初回に柳川打線につかまってしまったが、その失点がなければ試合はどうなっていたかわからなかった。

特に素晴らしかったのはスライダーの制球力。ストライクゾーンからストライクゾーンに手元で変化するため、打者にとっては見送ればストライク、振れば空振りとなすすべもないボールであった。もちろんストレートの球威、スピードも素晴らしく、これだけの球質があれば、2球種で十分だったろう。まさに世紀末を彩った好投手であった。

【好投手列伝】埼玉県篇記憶に残る平成の名投手 2/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

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