大会No.1投手(2002年夏) 鎌倉健(川之江)

2002年

2002年の選手権で4強入りし、旋風を巻き起こした川之江。好調だった四国勢を象徴する存在だったが、その中心にいたのは速球派サイドハンドの鎌倉健(日本ハム)だった。サイドハンドの投手が減少傾向だった中で、140キロ台の速球と高速スライダーで相手打者をねじ伏せる姿は紛れもなく本格派そのものの投球内容だった。

初戦で仙台西を1失点完投で下すと、2回戦は優勝候補の浦和学院と対戦。初戦で報徳学園とのV候補対決を制して波に乗る強豪を相手に、自ら同点ホームランを放って追いつくと、終盤に4点を奪われたが、打線が奇跡的な粘りで好左腕・須永(日本ハム)を打ち崩し、劇的なサヨナラ勝ちを飾った。その後も桐光学園の清原や遊学館の小嶋(阪神)といった好左腕に立て続けに1点差で投げ勝ち、4強入り。間違いなく、2002年の夏の中心にいたのは、この投手であった。

【好投手列伝】愛媛県篇記憶に残る平成の名投手 2/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

 

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