完封勝利数 都道府県別ランキング(2000年~2009年)

コラム

第1位 神奈川県 10勝

2001年夏3回戦 横浜 5-0 秀岳館 投手:畠山

2002年夏1回戦 桐光学園 3-0 鳥栖 投手:清原

2002年夏2回戦 桐光学園 5-0 桜美林 投手:清原

2003年選抜2回戦 横浜 10-0 盛岡大付 投手:成瀬→涌井

2003年選抜準々決勝 横浜 3-0 平安 投手:成瀬

2004年夏2回戦 横浜 1-0 京都外大西 投手:涌井

2006年選抜1回戦 横浜 1-0 履正社 投手:川角

2006年選抜決勝 横浜 21-0 清峰 投手:川角→浦川

2008年夏2回戦 慶應義塾 5-0 高岡商 投手:田村→只野

2008年夏3回戦 慶應義塾 2-0 青森山田 投手:田村→只野

 

松坂大輔(西武)で1998年に春夏連覇を果たした横浜高校は2000年代に入って黄金期を築く。2000年夏ベスト8、2001年夏ベスト4、2003年選抜準優勝、2004年夏ベスト8、2006年選抜優勝と、出場5大会連続ベスト8以上はすさまじい実績である。

その間、小沢、畠山、成瀬(ロッテ)、涌井(楽天)、川角と好投手を続々と輩出。この時期の横浜とは競り合いになったら勝てないのではないかと恐怖心を抱かせるだけの強さがあったが、安定した投手力が背景にあったのは言うまでもないだろう。投げるボールだけでなく、スタミナ、フィールディング、配球面などすべてにおいて一級品であることが実戦での強さにつながっていた。これだけ好投手を輩出し続けるチームはなかなか現れないだろう。

また、2008年夏には慶應義塾が田村、只野の左右2枚看板で2試合連続完封。強気な左腕・田村と冷静な右腕・只野の対照的な2投手による継投が慶應義塾の洗練された野球を支えていた。準々決勝で浦添商に敗れはしたものの、延長戦にまで及んだ激闘はこの大会のベストゲームであった。

【好投手列伝】神奈川県篇記憶に残る平成の名投手 2/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

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【好投手列伝】神奈川県篇記憶に残る平成の名投手 4/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

第2位 東京都 9勝

2000年選抜1回戦 国士舘 2-0 高岡第一 投手:小島

2000年夏2回戦 日大豊山 6-0 中津工 投手:加藤

2002年夏2回戦 帝京 5-0 光泉 投手:高市

2004年夏2回戦 修徳 1-0 鹿児島実 投手:斎藤

2004年夏3回戦 修徳 2-0 酒田南 投手:斎藤

2006年選抜1回戦 早稲田実 7-0 北海道栄 投手:斎藤

2006年夏準決勝 早稲田実 5-0 鹿児島実 投手:斎藤

2007年夏3回戦 帝京 6-0 智辯学園 投手:垣ケ原

2009年夏1回戦 日大三 2-0 徳島北 投手:関谷

 

1990年代帝京、国士舘が東京を制圧している印象が強かったが、2000年代に入って西東京は日大三、早稲田実が復活し、東東京も帝京の1強時代ではなくなってきた。2001年には日大三、2006年には早稲田実が全国制覇を達成。特に2006年の早稲田実・斎藤佑樹(日本ハム)の力投は全国の高校野球ファンを魅了。早実のエースらしいクレバーな投球であった。

帝京は2000年代に入ってやや出場回数は減ったが、出場してくるとさすがの強さを発揮。2002年には高市(ヤクルト)、浅野の2枚看板、2006~2007年には大田(横浜)、垣ケ原、高島(中日)と力のある投手を複数擁して勝ち上がった。

また、2004年夏には修徳が2年生エース斎藤勝(日本ハム)の2試合連続完封の活躍でベスト8に進出。130キロ台でもキレのあるストレートで鹿児島実、酒田南と強打のチームをシャットアウトした投球は素晴らしかった。スタメンの大半を1,2年生が占めたチームが勢いに乗って快進撃を見せた。

大会No.1投手(2006年夏) 斎藤佑樹(早稲田実) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

【好投手列伝】東京都篇記憶に残る平成の名投手 3/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

【好投手列伝】東京都篇記憶に残る平成の名投手 4/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

第3位 大阪府 7勝

2000年夏1回戦 PL学園 7-0 札幌南 投手:朝井→宮内

2004年選抜1回戦 大阪桐蔭 5-0 二松学舎大付 投手:岩田→菊川→山地

2006年選抜2回戦 PL学園 1-0 愛知啓成 投手:前田

2007年選抜1回戦 大阪桐蔭 7-0 日本文理 投手:中田→福島→那賀

2007年選抜1回戦 北陽 1-0 鹿児島商 投手:秋本

2008年夏決勝 大阪桐蔭 17-0 常葉菊川 投手:福島

2009年選抜1回戦 PL学園 1-0 西条 投手:中野

 

2000年代に入って、PL学園に不祥事があったこともあり、そこから大阪桐蔭が台頭するまでの数年間は大阪勢にとって非常に苦しい時期であった。しかし、2004年に大阪桐蔭が神宮大会で準優勝を飾ると、風向きが変わり始める。

大坂桐蔭は投打にわたってスーパースターの中田翔(巨人)を擁して2005年から2007年にかけて3度甲子園に出場。当時松坂クラスと言われた中田は故障に苦しみながらも3年選抜では日本文理打線をわずか1安打に抑えて完封勝利につなげた。翌2008年には大会前の下馬評をかわして勝ち進むたびに強くなり、決勝ではエース福島由が常葉菊川打線を5安打完封。大阪勢として1993年選抜の上宮以来の優勝を果たした。

また、PL学園も復活を遂げようと、熾烈な戦いを続け、2004年の大阪大会決勝ではもはや伝説となっている大阪桐蔭との引き分け再試合の死闘を制して連続出場を果たした。その時に1年生だった前田健太(ツインズ)が最終学年となった3年選抜では4強に進出。2回戦では愛知啓成・水野との息詰まる投手戦を制し、完封勝利を飾った。

惜しむらくは2009年の春夏の甲子園。選抜ではエース左腕・中野が2回戦で9回まで無安打投球を見せたが、打線の調子が上がらず、延長戦の末に南陽工に敗退。夏は打線は活発であったが、エース中野を故障で欠き、投手陣が万全の体制では挑めなかった。投打に戦力は揃っており、この年に春夏どちらかでも上位に食い込んでいれば、その後の野球部の動向もまた変わったのではないかと思われる。

【好投手列伝】大阪府篇記憶に残る平成の名投手 3/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

【好投手列伝】大阪府篇記憶に残る平成の名投手 4/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

第3位 兵庫県 7勝

2003年選抜3回戦 東洋大姫路 3-0 鳴門工 投手:グエン・トラン・フォク・アン

2005年選抜2回戦 神戸国際大付 4-0 駒大苫小牧 投手:大西

2006年選抜1回戦 神港学園 4-0 南陽工 投手:林

2006年選抜2回戦 神港学園 2-0 成田 投手:林→山口

2008年選抜2回戦 東洋大姫路 1-0 八頭 投手:佐藤

2008年選抜準々決勝 東洋大姫路 2-0 智辯和歌山 投手:佐藤

2009年選抜1回戦 報徳学園 2-0 高崎商 投手:宮谷

 

伝統的に投手力の高い兵庫県が4位にランクイン。2002年の報徳学園から2006年の神港学園まで5年連続で選抜8強以上に進出できたのも好投手を擁するが故だろう。2003年の選抜では東洋大姫路のアンが前年選抜準優勝の鳴門工を1安打完封すれば、2005年の選抜では神戸国際大付の大西が前年夏優勝の駒大苫小牧を1安打で完封。全国屈指の強豪を前に兵庫勢の好投手が立ちはだかった。

その後も、2006年選抜では神港学園が2年生エース林を軸に2戦連続完封、2008年選抜では近畿王者・東洋大姫路のエース佐藤が2試合連続完封を成し遂げた。投手を中心にきっちり守り、相手の四死球やミスを突いて着実に得点を挙げるという、兵庫勢らしい勝ち方で勝利を積み重ねた。

【好投手列伝】兵庫県篇記憶に残る平成の名投手 2/4 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

【好投手列伝】兵庫県篇記憶に残る平成の名投手 3/4 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

第5位 愛媛県 6勝

2003年夏1回戦 今治西 6-0 日大東北 投手:豊嶋

2004年選抜1回戦 済美 9-0 土浦湖北 投手:福井

2004年選抜2回戦 済美 1-0 東邦 投手:福井

2004年夏3回戦 済美 6-0 岩国 投手:福井→藤村

2005年夏1回戦 済美 6-0 旭川工 投手:福井

2007年夏2回戦 今治西 1-0 近江 投手:熊代

 

2004年に選抜優勝、夏準優勝を達成した済美。その2年生エース福井は2005年も含めて2年間で4つもの完封勝利を挙げた。集中打を浴びることも多く、安定感にやや欠ける印象もあったが、球威のあるストレートとキレのあるスライダーはともに一級品。ほぼこの2球種のみであれだけの試合数を勝ち抜いていったのは、スタミナ面も含めてもっと評価されてもいいという印象であった。

また、伝統校・今治西も宇佐美監督、大野監督の元で引き続き存在感を発揮。2003年は春季四国王者として甲子園に臨み、1回戦ではエース豊嶋が完封勝利を挙げた。義足の3塁手・曽我が出場した大会としても知られる。また、2006年夏から2007年夏にはエース熊代を中心に3季連続出場。2007年夏にはハイレベルな投手陣を擁する近江との息詰まる投手戦を1-0で制し、この大会ベスト8まで勝ち進んだ。

【好投手列伝】愛媛県篇記憶に残る平成の名投手 2/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

第6位 青森県 5勝

2003年夏3回戦 光星学院 2-0 倉敷工 投手:桑鶴

2005年夏2回戦 青森山田 3-0 国士舘 投手:柳田

2006年夏2回戦 青森山田 7-0 延岡学園 投手:野田

2007年夏1回戦 青森山田 5-0 報徳学園 投手:石井

2008年夏2回戦 青森山田 4-0 本庄一 投手:木下

 

2004年から夏の大会で6年連続出場した青森山田。その中で2005年から4年連続で、しかもすべて違うエースで完封勝利を挙げたのは、甲子園史上でもたぐいまれな偉業と言っていいだろう。剛球左腕・柳田、長身右腕・野田、技巧派のスリークオーター・石井、小柄ながらパワーの合った木下と持ち味の異なる4投手で勝ち取ったという点でも、渋谷監督の投手育成のうまさが伺える。

また、2003年には光星学院はエース桑鶴の好投で8強に進出。2000年から4年間でベスト4が1回。ベスト8が2回と一躍全国屈指の強豪に躍り出た。3回戦では倉敷工のエース陶山との投手戦となったが、降雨再試合を勝ち上がって勢いのある相手に対して、桑鶴が冷静な投球で4安打完封勝利を挙げた。野球後進県と言われていた青森のイメージは21世紀に入って完全に過去のものとなった。

【好投手列伝】青森県篇記憶に残る平成の名投手 1/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

【好投手列伝】青森県篇記憶に残る平成の名投手 2/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

第6位 千葉県 5勝

2004年選抜1回戦 拓大紅陵 6-0 一関一 投手:伊能

2004年夏2回戦 千葉経大付 1-0 富山商 投手:松本

2006年選抜1回戦 成田 3-0 小松島 投手:唐川

2008年選抜1回戦 安房 2-0 城北 投手:佐野

2008年選抜2回戦 千葉経大付 3-0 興譲館 投手:斎藤

 

毎年のように代表校の代わる激戦区・千葉。そんな中にあって2004年に初出場で4強入りした千葉経済大付、エース唐川を擁した成田がそれぞれ好投手を擁して、2000年代の甲子園に爪痕を残した。

千葉経済大付は2004年にエース松本(横浜)が監督との親子鷹で甲子園に出場。2回戦で松本が完封勝利を挙げると、3回戦ではV候補筆頭だった東北戦でダルビッシュ(パドレス)との投げ合いを制し、鮮烈な印象を残した。その後も2007年にはシンカーが持ち味のエース丸(巨人)、2008年は重いストレートが武器の長身右腕・斎藤(巨人)でそれぞれ出場を果たし、2008年選抜では4強入りを果たした。2004年から2008年までの5年間で4度の出場を果たし、一時代を築いた。

一方、成田のエース唐川も2006年、2007年の選抜で素晴らしい投球を展開した。2006年の代は、もともと複数投手で勝ち上がったチームだったが、選抜本番ではエースとして一本立ち。初戦は四国王者・小松島の強力打線を相手にストレート一本で立ち上がりから4者連続三振を奪う圧巻の投球で完封勝ちを飾った。2007年は野村(広島)-小林(巨人)のバッテリーを擁する広陵との延長戦で惜敗したが、大会屈指の投手戦は見るものを魅了した。

【好投手列伝】千葉県篇記憶に残る平成の名投手 2/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

第6位 愛知県 5勝

2000年夏1回戦 中京大中京 12-0 郡山 投手:高橋→真辺→中野

2003年選抜2回戦 愛工大名電 1-0 国士舘 投手:昆野→丸山

2005年選抜1回戦 愛工大名電 2-0 大産大付 投手:斎賀

2005年選抜1回戦 東邦 1-0 育英 投手:木下

2005年選抜2回戦 愛工大名電 2-0 宇部商 投手:斎賀

 

愛工大名電、東邦、中京大中京の3強がかわるがわる出場を果たす愛知勢はいつの時代もハイレベルなチーム力を維持している。

特に選抜大会では東邦が2001年と2003年~2005年に出場、愛工大名電は2002年から4年連続で出場しており、2004年・2005年は秋の東海大会をこの両校が戦った。東邦は2003年から三浦、岩田(中日)、木下(日本ハム)と毎年好投手を輩出。初戦で東邦とは当たりたくないなと思わせるチームだったのは、失点が計算できるチームだったからだろう。

一方、その東邦の好投手を打ち崩していたのが、愛工大名電のバントを巧みに駆使した強力打線であった。しかし、愛工大名電もまた、長身左腕・丸山(ヤクルト)、優勝投手・斎賀と好投手を擁しており、彼らが東邦の勝負強い打線を抑えたからこその勝利だっただろう。2002年、2003年は不本意な戦いに終わったが、新しいスタイルを築いた2004年、2005年は準優勝・優勝と結果を残し、県内のライバルに実績で肩を並べた。

【好投手列伝】愛知県篇記憶に残る平成の名投手 2/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

大会No.1投手(2004年選抜) 岩田慎司(東邦) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

第6位 高知県 5勝

2000年夏1回戦 明徳義塾 3-0 専大北上 投手:三木田

2001年夏1回戦 明徳義塾 10-0 十日町 投手:田辺

2002年夏1回戦 明徳義塾 5-0 酒田南 投手:田辺

2003年選抜2回戦 明徳義塾 6-0 斑鳩 投手:鶴川

2004年選抜1回戦 明徳義塾 10-0 桐生第一 投手:鶴川

 

明徳義塾は、1998年から2004年まで夏の大会に7年連続出場を果たし、その間、選抜にも5度出場。県内のライバルである高知商・高知にこの時代で一気に水を空けた。明徳義塾のエースは高卒即プロ入りするような原石タイプは少なく、豊富な球種とコントロール、配球を武器にトータルで抑え込む完成度の高い投手が多い。

2000年のエース三木田は前年夏の長崎日大戦のサヨナラ暴投の悔しさをばねに、最後の夏はスラッガー畠山(ヤクルト)が率いる専大北上打線を2安打でシャットアウト。馬淵監督をして、「三木田の方が相手の2年生エース梶本(ヤクルト)より格が上だった」と言わしめる貫禄の投球を見せた。

2002年に初優勝を遂げたエース田辺は2年夏から3季連続出場を達成。無駄の少ない投球フォームからアウトコース低めに丹念に集める投球で、馬淵監督に念願のタイトルをもたらした。また、その初優勝を1年で経験したエース鶴川は常勝軍団で5季連続の甲子園出場を達成。変化球で安定してカウントを取れる投球は、安心感があった。

【好投手列伝】高知県篇記憶に残る平成の名投手 2/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

第6位 長崎県 5勝

2006年選抜準々決勝 清峰 4-0 日本文理 投手:有迫

2006年選抜準決勝 清峰 6-0 日本文理 投手:有迫

2009年選抜1回戦 清峰 4-0 日本文理 投手:今村

2009年選抜2回戦 清峰 1-0 福知山成美 投手:今村

2009年選抜決勝 清峰 1-0 花巻東 投手:今村

 

2005年から2009年までに選抜優勝1回、準優勝1回を含む13勝を挙げた清峰。長崎の公立校が全国を席巻するチームになったのは、チームのムード作りを巧みに行う吉田監督(現山梨学院監督)と投手指導に長けた清水コーチ(現大崎監督)の2人のきっちりした役割分担によるところが大きかった。これは渡辺監督・小倉部長の2人が指導する横浜高校に通ずる部分があった。

その横浜に決勝で敗れたものの、2006年の清峰の選抜の躍進は素晴らしかった。エース左腕・有迫は右打者へのクロスファイヤーを武器に、2回戦では東海大相模との延長14回の激闘を制すると、準々決勝・準決勝では2試合連続完封を達成。準決勝ではメジャーでも前田健太(ツインズ)を相手に堂々と投げ勝った。

その後も出場を重ねた清峰が、最後に出場して初優勝を飾ったのが2009年の選抜。エース今村の快投で引き寄せた栄冠だった。古川(オリックス)、有迫、古賀と左腕エースばかりを指導してきた清水コーチにとっては待望の本格派右腕。スコアリングポジションにランナーを背負ったときに一段ギアを上げる投球と抜群の球威・コントロールで3完封を挙げ、決勝では花巻東・菊池雄星(マリナーズ)との投げあいも完封で制した。長崎県勢にとって待望の全国制覇であった。

大会No.1投手(2006年選抜) 有迫亮(清峰) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

大会No.1投手(2009年選抜) 今村猛(清峰) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

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