大会4日目第2試合
秀岳館
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
0 | 0 | 1 | 0 | 7 | 0 | 3 | 0 | 0 | 11 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
高田商
秀岳館 川端→西村
高田商 古川→杉田
秀岳館が投打に力を発揮して高田商業を大差で下した。
試合
試合序盤は高田商業の左腕・古川が好投。クロスステップから投じるクロスファイヤーとチェンジアップで一巡目は秀岳館の強力打線を封じて見せた。昨秋も見せた粘り強い投球が見られていた。
しかし、鍛治舎監督のもと試合中の修正能力の高さを見せる秀岳館。3回表は9番投手・川端の3塁打に1番半情のタイムリーで先制すると、5回には高田商業のミスに付け込んで集中打を浴びせ、捕手・幸地の満塁弾で試合を決めた。左腕・古川のチェンジアップをセンターから逆方向にはじき返す打撃をすぐに実践できる打撃陣の実力の高さを感じた。
高田商業としては序盤古川が良く投げていただけに、守備ミスが絡んでの失点が悔やまれる。打線も秀岳館の先発・川端に力負け。140キロ台の角度のある速球とスライダーについていくことができなかった。しかし、神宮大会枠で出場できたこの選抜の経験は貴重なものとなった。夏は智弁・天理の大きな壁があるが、再び甲子園に戻ってくる実力は秘めている。
秀岳館としては投攻守ともに実力を発揮でき、完勝。川端の好投は光ったし、もう一人の左腕・田浦もパワフルな左腕だ。守備では二遊間に安定感があり、3併殺を奪った。また、捕手・幸地が攻守に活躍。スローイングは九鬼(ソフトバンク)以上と言われており、打撃でもレフト方向に2本の長打を放って力強さを見せた。
3番木本、4番廣部をはじめとして、しっかり自分のポイントまで呼び込んでたたく打撃。しかも、大振りにはならずコンパクトなスイングができており、やはり今年も秀岳館の打撃は脅威だ。
まとめ
次戦は昨夏優勝の作新学院との対戦。もし、昨夏の準決勝で北海を下していれば実現していたカード。投打とも実力伯仲の好ゲームが期待される。
コメント
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