【甲子園戦績】
2年夏
●0-8 沖縄尚学
2年生エースとして阿南光を春夏通じて初の甲子園に導いた本格派左腕。恵まれた体格から投じられる速球は球速以上の伸びを感じ、打者のバットを手元で押し込む力を有していた。甲子園では沖縄尚学のしたたかな野球の前に屈したが、ボールの質はプロのスカウトをうならせるものがあった。また、同じ腕の振りから繰り出す左腕特有のカーブも大きな武器であり、要所で三進が奪えるのも強みだろう。
最後の夏は鳴門渦潮との強豪対決にわずか1失点で敗れたが、体つきも一回り大きくなり、大きな故障もなく高校生活を終えることができた。試合の中でギアチェンジしていく賢さもあり、伸びしろたっぷりの左腕を指名するのがどの球団になるか、今から待ちきれない。
コメント