大会No.1投手(2022年選抜) 香西一希(九州国際大付)

2022年

技巧派投手の持ち味を最大限発揮したのが、九国のエース左腕。初戦のクラーク国際戦は、神宮大会の再戦とあって、序盤は相手打線の積極的な攻撃に苦労したが、一度見て攻略法をつかんでいたはずのクラーク打線が4回からぱたりと止まった。分かっていても打てないコーナーワークと緩急、そしてストレートのキレを前に結局中盤以降は一人のランナーも許さず、サヨナラ勝ちを演出。香西の安定感ある投球が導いた勝利であった。

続く2回戦は広陵とのV候補対決となったが、この試合でも初戦で猛打賞を記録した広陵の左打者陣を翻弄。3番内海、4番真鍋という大会屈指のスラッガーに対しても、まったく自分のスイングをさせず、1失点完投勝ちをおさめ、広陵・中井監督にもショックを与えるほどの内容であった。

準々決勝では浦和学院打線の引き付けてはじき返す打撃の前に終盤力尽きたが、これだけ遅いボールを駆使して強力打線を抑えた投球は圧巻の一言であった。

4K 最前列視点 九州国際大付 香西一希 厳選36球 クラーク国際戦ピッチング 2022春 第94回センバツ高校野球 – YouTube

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