2021年選手権1回戦予想 東北学院vs愛工大名電

2021年

2021年選手権1回戦

東北学院vs愛工大名電

40% 60%

 

愛知の私学4強のライバルをすべて打倒した愛工大名電。春夏通じて初出場となる東北学院がどこまで食い下がれるか。

 

愛工大名電は140キロ台後半の速球を持つ田村、寺嶋の左右2枚看板が強力。愛知大会では東邦や享栄のパワフルなこうげきや中京のしたたかな攻めにも屈せず、愛知大会6試合で平均失点2でしのぎ切った。2人ともコントロールも安定しており、大量点を取ることは難しいだろう。

対する東北学院の打線はビッグイニングを作れる集中打が持ち味。4番伊東の調子が上がらない中でも3番及川、5番大洞が打ってカバーするつながりの良さを見せた。県大会同様のビッグイニングを作るには、名電の投手陣の速いストレートに力負けせずに対応できるか、そして相手の配球が単調になるような攻撃に持ち込めるかが重要となる。

 

一方、東北学院のエース伊東は187㎝の長身からの角度のあるボールが持ち味。ストレートには威力があり、変化球が低めに決まりさえすれば、勝負所で三振を奪う、自分本来の投球ができるだろう。名電の細かい攻撃に惑わされずに投げ切れるかも大事になる。

対する愛工大名電の打線は単純な打力が高いのに加えて、攻撃のバリエーションも豊富な厄介な打線だ。特に1番利光、2番伊藤はともに嫌らしい打撃で打ち取ることが難しく、神経をすり減らしたところに田村・宮崎の中軸がたたみかけて得点を奪っていく。下位打線まで息が抜けず、中京大中京の畔柳をもってしても抑えきるのは困難であった。最低でも4~5点は奪いそうな気配がする。

 

東北学院としては県大会決勝のようにワンチャンスで一気に切り込む攻めで愛工大名電をかく乱したいところ。がっぷり四つに組み合う展開だと名電勝利の可能性はかなり高いだろう。

 

主なOB

東北学院…本田圭佑(西武)

愛工大名電…工藤公康(西武)、山崎武司(中日)、イチロー(マリナーズ)、十亀剣(西武)、堂上直倫(中日)

 

宮城 愛知

対戦なし

2021年選手権1回戦 東北学院vs愛工大名電(2日目第4試合) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

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