選抜連覇を達成したPL学園のエース・榎田健一郎(阪急)。キレのあるストレートと落差のあるカーブを武器に2回戦から3試合連続で1点差勝ちを収め、粘りの投球で勝ち進んだ。特に準々決勝ではそれまで2度選抜で対戦して敗れていた箕島を相手に虎の子の1点を守り切り、5安打完封勝ち。優勝へ向けて大きな関門を超えた。
その後も好投手・三浦(中日)を擁する横浜商、左腕・市原を擁する二松学舎大付を破り、堂々連覇を達成。この当時は中村監督が就任して間もない時期であったが、就任早々選抜を連続で制し、80年代のPL黄金期の礎を築いた優勝であった。
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