選抜で一躍全国の注目の的となった岩手の快速左腕が2009年夏の舞台で再び躍動した。150キロ台をマークする速球とスライダーを武器に力の投球で相手打者に立ち向かい、初戦の長崎日大戦は3ホームランを浴びるも完投勝利をマーク。2,3回戦は本来の調子を取り戻し、3回戦では高校生左腕最速の154キロをマークした。
彼の素晴らしいところは走塁も含めてすべてのプレーで抜く場面が見られなかったところ。「グラウンドに出る権利を与えられたものが中途半端なプレーをするなんてありえない」の信念のもと、怪我も恐れずにホームに突っ込み、チームメートを鼓舞した。その代償で準決勝では腰の痛みから打ち込まれてしまったが、この大会で出場した全選手の中で間違いなく存在感No.1の選手であった。
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