選抜で2度の準優勝の経験を持つ群馬の伝統校・桐生を11年ぶりに甲子園に復活させたのが、大型左腕・木暮洋だった。4番阿久沢毅とともに投打の柱としてチームを牽引。がっちりした体格から繰り出す重みのあるストレートを武器に好投を見せた。
初戦で4年連続出場中で、夏は2年連続で8強入りしていた強豪・豊見城を1失点完投で退けると、その後は2試合連続完封を達成。26イニング連続無失点の快投で4強へと導いた。
準決勝では浜松商の粘りの野球の前に屈したが。4試合で失った得点はわずか4。大会随一の左投手として、人気・実力ともにNo.1の存在感を放った。
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