
1回戦 〇 5-2 東海大仰星
2回戦 〇 3-0 広陵
準々決勝 ● 0-1 智辯和歌山
大会前から九州のドクターKと呼ばれた剛腕の実力は伊達ではなかった。重い球質のストレートとカーブをコーナーに投げ分けることができ、2回戦の広陵戦のように調子が悪くても要所を締めるピッチングもできる。投手として一番大事なチームか勝たせる投球ができる投手だった。準々決勝で智辯和歌山に敗れることになったが、大会を通じて一番智辯打線を抑えこんだのが、この香月であった。
実は前年秋の神宮大会ではV候補として臨みながら、北照打線につかまって9-10と敗れている。九州最強チームと言われながら全国の舞台で敗れてしまった悔しさをばねに本大会では大きく成長した姿を見せた。春夏と智辯和歌山の前に敗れたが、2000年を代表する投手と言えば彼の顔を思い浮かべる高校野球ファンは少なくないだろう。


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