本日第93回選抜高校野球出場校が発表されました!
北海道地区
北海 10年ぶり13度目
2016年に準優勝も達成した北海道No.1の伝統校が選抜は10年ぶりの帰還。北海道大会で1-0としびれる投手戦を制したエース木村を中心に、守って勝つ北海野球で再び上位進出を狙う。
東北地区
仙台育英(宮城) 2年連続14度目
1年生時から甲子園を経験したエース伊藤を中心に今年も投打にパワフルな野球は健在。須江監督就任以来、緻密さもミックスされており、東北のライオンが悲願の初優勝をつかみに行く。
柴田(宮城) 初
近年、宮城県内では上位をにぎわせていた実力校がついに初の甲子園へ。粘りの投球のエース谷木を中心に東北大会では八戸学院光星も撃破するなど、名前負けはしない。初出場で旋風を巻き起こす。
関東・東京地区
高崎健康福祉大高崎(群馬) 2年連続5度目
機動破壊で甲子園を沸かせた群馬の雄が強打を引っ提げて甲子園に乗り込む。関東大会準決勝で1試合5ホームランを放つなど、長打力は今大会でも上位クラス。足に強打をミックスさせた常連校が8強、4強の壁を打ち破って優勝を狙う。
常総学院(茨城) 5年ぶり10度目
初出場時のエース島田(横浜)が監督となって甲子園に戻ってきた。故・木内監督のマジック継承なるか。好投手・大川を中心に柔よく剛を制して2度目の選抜制覇に挑む。
専大松戸(千葉) 初
過去、4校を甲子園に導いてきた名将・持丸監督に率いられ、2015年夏に続いて2度目の甲子園へ。関東大会で連続完封のエース深沢はコントロール抜群の好投手だ。守りの野球でまずは選抜初勝利を狙う。
東海大甲府(山梨) 5年ぶり6度目
好左腕・若山を中心に粘りの戦いで、関東大会準々決勝ではV候補の東海大相模に9回逆転サヨナラ勝ち。打線も強力でエンドランなど積極攻撃が光る。過去最高の4強を超える成績を狙う。
東海大相模(神奈川)2年連続12度目
関東大会準々決勝で敗退したが、東京2位との比較に勝って選出。屈指のサウスポー石田を擁し、投手力に不安はない。持ち味のアグレッシブベースボールが機能すれば一気の頂点もありうる。なんとも不気味な関東5校目だ。
東海大菅生(東京) 6年ぶり4度目
本田、鈴木の投打の2本柱を擁する投手陣は強力で、東京大会決勝では強打の日大三をわずか2安打に封じ込めた。安定感に強打も備えるチーム力は4強入りした2017年と比較してもそん色なく、堂々優勝戦線に顔を出す。
北信越地区
敦賀気比(福井) 5年ぶり8度目
2015年選抜王者が強豪校との激闘を次々制して北信越大会を制覇。伝統の強力打線は今年も健在だ。投手力次第で優勝も十分狙える。福井県勢で唯一頂点の味を知るチームが再び栄冠をつかみに行く。
上田西(長野) 初
夏は2度の出場経験があるも、選抜は初出場。北信越大会決勝では大敗したが、準決勝で星稜に競り勝つなど、それまでの戦いは見事の一言だった。投手を中心とした守りの野球でまずは初勝利を狙う。
東海地区
中京大中京(愛知)2年連続32度目
昨年公式戦無敗で駆け抜けた王者が再び東海王者となって甲子園へ。最速150キロをマークするエース畔柳を中心に今年のチームはまとまりで勝負。持ち味は異なるが、今年も名門校の強さは健在だ。
県岐阜商(岐阜) 2年連続30度目
左右4投手全員が140キロ台をマークする投手陣に好捕手・高木を擁し、ディフェンス力は出場チーム中でも屈指。鍛治舎監督の采配にも注目だ。岐阜を代表する伝統校が春夏5度目の全国制覇を視界にとらえる。
近畿地区
智辯学園(奈良) 2年連続14度目
西村、小畠の左右2本柱に主砲・前川と投打に太い柱を擁し、近畿大会では苦手の大阪桐蔭も撃破!150キロ投手を打ち砕いた打線は強力だ。1年生時から甲子園を経験した選手を中心に満を持して2度目の選抜制覇を狙う。
大阪桐蔭(大阪) 2年連続12度目
松浦・関戸と左右の150キロ投手を擁する投手陣は他校もうらやむ陣容。主将・池田を中心に打線も強力だ。ここ数年甲子園で無類の強さを誇る王者が今年も優勝を狙って甲子園に乗り込む。優勝すれば、西谷監督は通算60勝となる。
市和歌山(和歌山) 2年ぶり7度目
150キロ右腕・小園と松川のバッテリーは難攻不落。あの強打の智辯和歌山を3度返り討ちにした実力は伊達でなく、守りの面では大会でも間違いなく上位。打線の援護次第で優勝も狙える。
京都国際(京都) 初
2年生主体のメンバーながら近畿大会では接戦を制して2勝を挙げ、ベスト4に進出。ここ数年あと一歩で逃がし続けていた甲子園切符をついにつかんだ。エース森下を中心に全員野球で旋風を巻き起こすか。
神戸国際大付(兵庫)4年ぶり5度目
エース阪上を中心に個々の能力は全国でもトップレベル。阪上が故障で登板できなかったこともあり、近畿大会ではベスト8止まりだったが、かえって不気味な存在感を放つ。名将・青木監督に率いられ、持ち味のパワー野球で2005年のベスト4を超える成績を狙う。
天理(奈良) 2年連続25度目
近畿大会準々決勝で大阪桐蔭にコールド負けしたが、長身エース・達、眼鏡のスラッガー・瀬の投打の軸を中心に実力の高さは疑いない。戦いながら強くなっていった前年のチームと同様に、伸びしろは十分の好チームだ。
中国地区
広島新庄(広島) 2年連続3度目
経験豊富なエース左腕・秋山を中心に中国大会で3試合連続1点差勝利を飾り、勝負強さが光る。持ち前の機動力を活かしたスピード感あふれる野球で2014年の選抜を超える8強入りを狙う。
下関国際(山口) 3年ぶり2度目
劇的な戦いの連続でベスト8入りを果たした2018年夏以来の甲子園。古賀、松尾と持ち味の違う2年生投手を擁する投手力が自慢。失点が計算できるだけに打線の奮起次第で上位進出も。
鳥取城北(鳥取) 2年連続3度目
中国地区3校目ながら、四国地区3校目との比較に勝利して選出。昨年の交流試合に続いて2年連続の聖地出場が決まった。派手さはないが、つなぎの野球で選抜初勝利を狙う。
四国地区
明徳義塾(高知) 2年連続20度目
県大会で剛腕・森木を擁するライバル高知との死闘を制し、勢いそのままに2年連続で四国大会を制覇した。エース代木は屈指の実力派左腕。名将・馬淵監督に率いられ、四国の雄が聖地で存在感を見せつける。
聖カタリナ学園(愛媛) 初
創部5年目で初の甲子園をつかみ取った新興勢力。エース櫻井、主砲・川口を中心に確かな実力を有し、四国大会準決勝では小松との同県対決で延長12回の死闘をサヨナラで制した。過去何度も甲子園で旋風を起こした四国からの初出場校に期待大だ。
九州地区
大崎(長崎) 初
清峰、佐世保実で甲子園経験のある名将・清水監督に率いられ、長崎県西部の離島から初の甲子園へ。好投手・坂本を中心に強豪集う九州を制した実力は本物だ。新たな強豪校の誕生なるか、甲子園での戦いに注目が集まる。
福岡大大濠(福岡) 4年ぶり5度目
昨年のエース山下(オリックス)をはじめとして、ここ数年毎年のようにプロに好投手を送り込む福岡の強豪が九州大会で準優勝を飾り、2017年以来の選抜へ。今年のエース左腕・毛利も注目の好投手で、過去最高の4強入りを狙う。
明豊(大分) 3年連続5度目
激戦の九州を勝ち抜き、3年連続の代表切符を獲得。智辯和歌山出身の川崎監督の確かな指導力で、今年も攻撃力には定評がある。エース太田も安定しており、まずは4強入りした2019年の成績に並びたい。
宮崎商(宮崎) 52年ぶり3度目
夏は剛腕・赤川(ヤクルト)を擁して2008年に出場も、選抜は実に52年ぶりとなる。県大会の準決勝、決勝と連続でミラクル逆転劇を収めたように、終盤の粘りには定評がある。久々の大舞台で躍進なるか。
21世紀枠
八戸西(青森) 初
八戸学院光星、青森山田と強豪私学を倒すため、フィジカルトレーニングを重ねたパワー野球で昨年秋の県大会を勝ち上がった。ヤンキース似のユニフォームも話題を呼びそうで、青森から新たな風を巻き起こす。
三島南(静岡) 初
創部100周年の年に伝統校・静岡を撃破するなど、快進撃を見せて県大会4強進出。制球力抜群のエース植松を中心に守り勝つ野球で聖地での1勝を目指す。
東播磨(兵庫) 初
加古川北を2度の甲子園に導いた福村監督の指導の下、激戦の兵庫大会を勝ち抜いて近畿大会に出場。初戦で敗れたものの、剛腕・小園を擁する市立和歌山と1-2の接戦を演じ、あわやの展開まで追い込んだ。今回の21世紀枠で最も実力は高いと思われ、大物食いを狙う。
具志川商(沖縄) 初
沖縄大会で強豪・興南に勝利し、九州大会でも1勝を挙げるなど、21世紀枠ながら一般枠と見劣りしない実力を誇る。エース新川を粘り強い打線が支え、甲子園初勝利を狙う。
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