2021年選手権2回戦
敦賀気比vs日本文理
51% 49%
北信越を代表する強豪同士の対戦。2014年の選手権ではともに強打で甲子園を沸かせた。強力打線対決を制するのはどちらになるか。
敦賀気比の投手陣は選抜でエースだった左腕・竹松に代わり、右腕の吉崎・本田が台頭。吉崎は140キロ台のスピードで押す本格派であり、本田は野手兼任ながらキレのあるボールを投げられる。2人の投手が計算が立つのは心強いだろう。あとは竹松が復調してくればさらに盤石となる。
対する日本文理打線は今年も奔放に打ちまくる痛快な打線を形成する。チーム打率3割3分2厘以上の破壊力を秘めており、ヒットの4割近くを長打が占める。ホームランも6本マークしたが、ライナーで野手の間を抜く打球が多く、2009年、2014年の打線と比較しても引けを取らないだろう。打者2巡目で攻略する修正能力の高さも兼ね備えており、打ち合いで負ける気はしていないだろう。
一方、日本文理のエースは2年生右腕の田中が務める。2014年のエース飯塚を目標にする右腕は、最速144キロをマークする本格派であり、185㎝の長身から繰り出す角度のあるボールを前に各校は苦戦を強いられた。そのほか1年生の高橋史など速球派の投手も控えるが、この夏は田中を中心に回っていくだろう。
対する敦賀気比打線は、1年時から甲子園を経験した前川、大島の左打者二人を中心に強力。単打を連ねて一気にビッグイニングをたたき出す破壊力を秘めており、チーム打率は3割6分6厘を記録した。選抜では延長戦で打ち負けてしまい、悔いが残る形となったため、夏は競った終盤に打ち勝つ展開に持っていきたい。
お互い、手の内は知り尽くしている両チーム。試合序盤から様子見はせずに、積極的に攻め合う展開が予想される。経験値と投手層の厚さでやや敦賀気比に分があるようにも見えるが、強力打線の前にそんな差は一気に吹き飛ぶ可能性もある。高岡商vs松商学園に続く、北信越対決第2ラウンドを制するのはどちらか。
主なOB
敦賀気比…内海哲也(巨人)、吉田正尚(オリックス)、平沼翔太(日本ハム)、山崎颯一郎(オリックス)、木下元秀(広島)
日本文理…本間忠(ヤクルト)、横山龍之介(阪神)、高橋洸(巨人)、飯塚悟史(DeNA、、鈴木裕太(ヤクルト)
福井 新潟
対戦なし
コメント
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