
1回戦 〇 1-0 星稜
2回戦 〇 9-1 山梨学院大付
準々決勝 〇 5-3 小倉東
準決勝 ●3-13 常総学院
初出場の桑名西を選抜4強に導いた小さな大エース・伊藤龍太。164センチの身長ながら、全身をフルに使ったフォームで強豪を次々と下した。前年秋に三重大会、東海大会をほぼ一人で投げ抜いて準優勝に輝くと、本大会でもストレート主体に強気の攻めで躍動。大きい選手には決して負けないという気概が全身にみなぎるような選手であった。
初戦の星稜戦は8回に決勝ホームランが飛び出して勝利すると、2回戦は前年秋に敗れた掛川西を大差で下した山梨学院大付が相手。打者のストレート狙いを見極めて変化球主体の投球に切り替えるクレバーさを見せ、五島(オリックス)ら強打者を手玉に取って1失点の好投で勝利した。準々決勝では小倉東・西との好投手対決も制し、4強入り。さすがに疲れの出た準決勝は名将・木内監督の率いる常総学院に敗れたが、インパクト十分の好投手であった。
【好投手列伝】三重県篇記憶に残る平成の名投手 1/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)


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