鹿児島県に初の優勝旗を持ち帰った大エース。久保監督は強打のチームで1990年から1991年にかけて4季連続で8強以上に進出したが、失点も多く、攻撃型のチームに限界を感じていた。そこに現れたのがエース下窪陽介(横浜)。140キロ台の速球と大小2種類のスライダーを外角に集める安定感の投球を展開し、秋の九州王者に輝いた。
迎えた選抜本番では、初戦で伊都・谷野、2回戦で滝川第二・森安、準々決勝で宇都宮工・向田と好投手に次々投げ勝つ。準決勝で前年優勝の帝京をサヨナラで下して勢いに乗る岡山城東も1点差で下し、念願の決勝進出を果たした。決勝では弱気になっていたところを女房役の林川に励まされ、打線の援護もあって6-3と勝利。鹿児島県勢初優勝を見事に成し遂げたのであった。
【好投手列伝】鹿児島県篇記憶に残る平成の名投手 1/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)
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